cahier

À tes souhaites.

2021.11.27 【日記】

 

 

先日誕生日を迎えた。

 

 

おめでとう、わたし。

 

誕生日は両親に感謝を伝える日だって推しが言ってたけど、私はまだ照れ臭さが勝ってしまうよ。

 

 

ヒョンラインあたりの年齢なのでアラサー中のアラサー。プロのアラサーと言っても過言ではない。

 

最近の悩みは集中力がすっかりなくなってしまったこと。

あんなに好きだった映画もドラマも見なくなってしまったし、本を読み始める気力すら湧かない。

唯一続いていることと言えば、もう何周目か忘れてしまった名探偵コナンを見ること。

私は昔から現実逃避の為に初期のコナンを何周もする、という人に話すとどん引きされる習性がある。

シーズン7ぐらいまでなら内容がだいたい分かってしまう。もはや特技と言っていいかもしれない。

 

それがどこかで活かせればいいのに...(切実な願い)

取り戻したい、集中力...(切実な願いその2)

 

 

 

話が逸れてしまった。

 

誕生日当日は会社の同期と後輩が祝ってくれた。一人暮らしでパートナーもいないので、美味しいものを買ってケーキでも食べようと思っていたところお声掛けいただいた。

 

彼女たちは二人ともスケジュールが空いていることを嫌う子たちだ。一人で過ごそうとしている私に同情してくれたのかもしれない。

 

仕事の愚痴を言い合ったり最近ハマってることなど他愛のないことを話してお開きになった。誰かと食べるご飯はやっぱり美味しい。

しかし、その会話の中で言われた

「誕生日は一年に一度主人公になれる日なんだから🌟(語尾に星が見えた気がする)」

という言葉がどうしても引っ掛かっている。モヤモヤする。

2週間経った今でも不意に思い出して反芻してしまう。

 

 

一年に一度...

主人公...

 

 

主人公とはどの世界線のことを言うんだろう。

世界規模で主人公になりたいなんて微塵も思っていないんですが?!

そもそも主人公になりたくないんですが?!

私の世界では常に私が主人公であるというのに。

望んでいようと、なかろうと。

 

友達であっても

家族であっても

愛してやまない推しですら

私の世界ではきっと脇役

 

 

平日でも休日でも特別な日だって過ごし方に正解なんかなくて、一人で過ごすという選択肢があって然るべきな世界になってくれよ

と頭の片隅で思いながら食べた焼肉は、心なしかタレが薄味に感じられた。

 

 

 

かれこれ10年程Twitterでフォローしてる方がいる。

私よりいくつか上の方で、ライターをされている。

その方は自身がオタクで、推し活のあれこれについて発信されていて、あまりにも楽しそうに言われるものだから「私も誰かのオタクになりたい!!」と強く思っていた時期があった。

 

しかし貧乏学生にお金はない。

ど田舎ではすぐに飛ぶこともできない。

そもそも誰かを応援したい!の“誰か”すら見つけられていない。

そうしたヤキモキした気持ちを抱きながら早く自分で稼げるようになりたいと願う学生時代だった。

 

 

その数年後にBTSを好きになった。

今ならとても分かる。

誰かを応援するって楽しい。

もちろん楽しいことだけじゃないし、アイドルの人生を消費していることも心に留めておかなければならないけど、シンプルに推しがいる生活はとても幸せだ。

 

 

その方の言葉でたまに思い出すことがある。

「学生時代は人生の夏休みって言うけど、働いて自分で稼いで好きなようにお金使う方がずっと楽しいし、20代より30代の方がもっと楽しい。早くこっちへおいでよ!!!」(ニュアンス)

 

その言葉がよぎる度、年を重ねることを憂う気持ちが減るような気がしている。

来年もまたそう思えるといいなぁ。

 

特に抱負とかはないけど、

どうにもならないことを嘆くより、変化を受け入れ時の流れに身を任せられるような器量の大きい人になりたい。なれるように心を鍛えていきたいですね、この一年は。

 

 

さて最後に。

 

PERMISSION TO DANCE ON STAGE LA初日やっぱり配信しま〜すとかない???ギリギリまで待ってるよ〜!!!!!!!(言ってること矛盾してない?でもそれがオタクだから☆)