cahier

À tes souhaites.

ただ、ありがとうを伝えたいだけの話

 

 

ジミンさんお誕生日おめでとうございます。

 

 

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愛の化身ことハートの妖精こと、パクジミン

 

 

あなたの存在を知ってから、1013という数字が紅く鮮やかな光を放っているように見えるんです。今までは何でもないはずだった日が自分の誕生日以上にドキドキして特別な日となりました。

 

 

10月10日、11日はMAP OF THE SOUL ON;Eが開催されました。コンサートは最高でした。オンラインという点を逆手にとったカメラワーク、ステージ構成、映像技術、そして久しぶりのライブに気合が透けて見えそうなほどのメンバーの熱いパフォーマンス、どれをとっても最高だったなと改めて思います。

 

 

二日間を通して一番印象に残っていることと言えば、やはり私にとってはジミンさんの悔し泣きの場面です。現状に涙するあなたを見て、胸が締め付けられる思いでした。私にとってのBTSは日々の彩のような、癒しと言える存在です。でもBTSにとってはステージこそが生業です。癒しはなくてもまぁなんとか渋々生きていけますが、生業はそれこそが成立しなければ生きていくことはできません。ステージで身を焦がすジミンさんにとってはそれ以上のものかもしれません。行動を規制され4月から開催される予定だったツアーは全面中止となり、今まで準備してきた全てが無意味と化し、憂うことも嘆くことも怒りを向ける矛先がない日々を、どれだけ苦しい夜を乗り越えてきたのでしょうか。私が想像する何倍も、何十倍も辛かったことだろうと思います。

 

 

でも少しだけ嬉しかったことも事実です。世界的なパンデミックのもとでは、その打撃をもろに受けた方がたくさんいらっしゃいます。そういった報道を日々目の当たりにすることで、無意識裡に「自分だけが辛いんじゃない、もっと辛い人はいっぱいいる」と心の中で感情を押し殺して、我慢することを覚えていました。だけどね、ジミンさん。土曜日の公演ラストの曲を歌う前のメントで、零れ落ちる涙をとどめるようにおでこをかく姿、ヒョンたちの「泣いていいよ」の声に堰を切ったように涙を流す姿、「どうして僕がこんな思いをしなきゃいけないのか」とアミの前で素直な気持ちを吐き出した言葉に、自分自身を重ねて、そういう抑圧から解放された人が何人もいたのではないでしょうか。少なくとも私はそうだったよ。

 

 

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そういった感情むき出しのメントと同じぐらい、あなたのパフォーマンスは観る人の心を掴んで離さない。ミステリアスで妖艶な舞、しなやかで伸びのある高音、怖いぐらいあなたで頭がいっぱいになって、不思議と明日からを生きていく元気もまたもらえるんです。些細な感情の機微も隠さずに剥き出しのままステージでぽつりぽつりと話す姿はどこか危なっかしくて放っておけなくて、でも一度曲が掛かるとそれまでのものすべて計算の内だったのではないかと疑ってしまうほどの強かさも持ち合わせていると思っています。無敵ですね。

 

 

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でも私はただIN THE SOOPで見せた姿のように、メンバーに囲まれながらいっぱいご飯食べて、夜遅くに寝て、昼過ぎに起きて、どこも痛いところがなく(酔っぱらってケガしてたけど)、何の心配事もなく過ごしてほしいなと思ってしまいます。もしくは昨年の長期休暇で間髪入れずに世界中を飛び回っていましたが、そんな風に行きたいところに行って風の又三郎のような生活をしてもいいんじゃないかとも思ってしまいます。

 

 

でも、きっとあなたの心を癒すのは舞台に立つことなんでしょうね。まぁそうなると私も強欲モンスターなので見ていたいですよ、あなたを。あなたが踊り狂って、視線で人をころして、色気で世界を抱いて、割れんばかりの声援に心酔しているところを。だって私はパフォーマンスするあなたに目を奪われてしまったのだから。

 

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だけど、願わずにはいられないのです。あなたが眠りにつくとき、どうか不安も寂しさも後悔もなく、ただ幸せだと思う感情だけ胸に落として、夢の入る余地なんて1ミリもない深いところでゆっくり眠れますように、と。

 

 

 

さて、金木犀花言葉をご存じでしょうか。“謙虚”“謙遜”“気高い人”などがあるそうです。私も初めて知りました。秋生まれのジミンさんにぴったりではありませんか?実家の庭に大きな金木犀の木があります。私が生まれるよりずっと前からいらっしゃる大先輩です。台風がきて他の木々がなぎ倒されても、大先輩だけはびくともしなくて(ちょっと盛った)、芯が通っていて脈々と大地に根を張る大きな木なんです。時期になると秋の到来を知らせるようにふんわりと甘い香りが鼻いっぱいにくすぐるんです。

金木犀花言葉はそうした性質によるところが大きいみたいなんです。何が言いたいかと言うと、ジミンさんは金木犀の木のような方だと思うんです。華奢な体格からは想像できないほどのパワフルなフィジカル、少しのミスも許さず完璧を追求する姿、10日間絶食するほどのストイックさ。ステージで見せるパフォーマンスからは甘い誘惑の香りがするようなのに、それを作り上げる芯の図太さ。金木犀にぴったりだなと思いました。

 

昨年のSYS静岡でthe truth untoldを歌う時にちょっとしたハプニングがありました。誰がどうだったと言うつもりはありません。「推し、かっけ~~!!!!!!!!!!!」と私がなっただけでそれ以上は何もありません。私は会場にもライビュに行けませんでしたが、流れてくるレポを読むたびに、熱いものが込み上げてきたことを今でもよく覚えています。

どんな状況でも手を抜くことを知らない、ある意味頑固一徹ともとれるほど完璧を追い求める姿はあまりにも眩しいです。

 

 

私は頑張ることが苦手で、頑張る“フリ”が得意です。なんやかんやでその場を乗り切って、なんやかんやそれなりの道を歩いてきました。今だってそう、推しの誕生日0時ぴったりに投稿できないような人間です。

 

昨年のジミンさんのセンイルの数日前に資格試験を受けたんです。一応、国家資格に当たるようなやつ。あなたに出会って、あなたのようにストイックになりたくて、でも頑張り続けることは難しくて、いつもの悪い癖もちょこちょこ顔出したりなんかして、それでもできる範囲で働きながら必死にやりました。

でね、昨年は結果が出てなかったから言えなかったけど、合格してました。絶対に届くことはないんだけど、頑張る目標になってくれてありがとうございましたと伝えたかったんです。

 

 

 

支離滅裂の散文で何が言いたいのか自分自身分からなくなってしまったけど、最後に、あなたの存在に救われて、あなたに会えることを糧にして日々を生きている人間が世界の片隅に、ここにいます。あなたのことが大好きな人たちと、あなたが一際輝くステージで、愛を、文字だけではなく、言葉にして叫ばせてください。全力で生きるから、未来で待っててください。そして同じ時を過ごせる時がきたら、笑顔で迎えられますように。

 

大好きです。

 

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