愛すべき生活
週末会った友人がコロナに罹患した。喉の痛みと発熱を聞かされた時は出社中で、そのまま上司に報告→帰宅&在宅指示となった。自分もいよいよかと少々の不安を抱きながらもシンプルにずっと家にいられることは嬉しかった。仕事をしていたら余計なことを考える余白が生まれてしまう。普段は在宅中気が散って仕事が思うように進まずイライラしてしまうのだが、今の私には散漫するぐらいがちょうどいい。
とにかくあらゆるものから距離を置きたかった。
恋人、友人、SNS、検査結果...
それらを同時にやりこなすには不器用すぎた。1ヶ月ほど大波に飲み込まれているような感覚だった。特に恋人のことはもうずっとどうしたらいいか分からず迷路にいるみたいで、不意に涙が溢れたり「メンヘラみたいでいやだぁぁ」と独り言を呟いてしまったり。拭えない違和があってそれはどんどん自分の中で明確なものになりつつある。だからとっくにどうしたいのかは決まっている。ただ、勇気がない。相手を傷つけてしまうのではないかと思うと喉元まで出かかった言葉を飲み込んでしまう。「あそこに行った時は楽しかったなぁ」が脳内を過ぎると会えなくなってしまう辛さに耐えられなくなる。思い出って決断を鈍らせるブレーキみたいだ
そんなこんな、どうにかこうにか、日々を乗りこなしていた時に流れてきたBADモード。
“今よりも良い状況 想像できない日も 私がいるよ”
大人になっても歌詞に励まされる日がくるなんて。オ、オ、オンニぃ〜〜〜.....泣 って叫ぶしかなかった。(オンニ言うな)
宇多田ヒカルのすごいところは、個人的な事象を歌っても、普遍的なメッセージとして広く受け取らせる説得力だと思う。この歌詞はきっと私の為に歌ってくれているんだと、どんな状況でも噛み締められることってそうそうない。私みたいなラブソングを毛嫌いしているような卑屈者にもしっかり聴かせ、そして共感までさせてしまう。でもそれは恋愛に苦しんでいる時でなくとも、その歌詞にはいつ何時も心を温めてくれるようなパワーがある。改めてBADモードがこの世に爆誕してよかったと心から思いました。ありがとうオンn...
自主隔離期間を終え無事に陰性ということも分かり、金曜は出社した。溜まっている仕事を進めなければと思いつつ、常に頭の中はプライベートをどうしていくかばかり。幸いにも仕事はそんなに多くはなく、定時から30分後には退社することができた。
このまま帰ることもできるが、どうしよう。
そうだ、占い行こう!
...という壺売られたら買っちゃうタイプのカモ🦆だと分かりつつ何かに縋るかのごとく足は向かった。
ということで初めてガッツリ見てもらいました。職場から中華街までは歩いて行くことができる距離だったのでチェックしておいた占い屋さん(占い屋さん)へ行ってみる。平日夕方の中華街は人が少なく落ち着いていて、シャツにスラックスで仕事帰りであることが容易に分かるであろう私の姿は少々浮いているようだった。そんなことを考えていると途端に恥ずかしくなって一旦引き返す。「いやいやここまで来て何してんだ...!」と気合入れて再トライ。
一番手前の先生のところに案内されてドキドキしながら席に着く。先生は女性の方で、手元にはパソコンと年季の入ったタロットカードがあった。「今時の占いってパソコン使うんだ」などと思いつつ挨拶を済ませ、占ってほしいことや占い方法、料金説明などを話す。最初に生年月日を聞かれた時、『蠍座さんなんですねぇ』と優しく言われた。これ以上話すとどんどんスピな方向に向かいそうなので自重するが、『5,6,7月はしんどかったでしょう?でもこの辛さが長く続くわけじゃないからね』という言葉を掛けられ直接涙腺をツンツンされたのかと思うぐらい泣きそうだった。
はちゃめちゃスッキリした。象みたいに重かった足取りが、スキップできそうなぐらいそれは私の心を軽くしてくれた。占いはのめり込みすぎるとやっぱり怖いから、ある程度の部分だけ都合よく受け取っておく。でも自分を肯定してくれる優しい言葉の数々は、きっと私が向き合う時の支えになってくれるような気がしている。
***
友人関係は、そのひとの言動に疑問を感じ始めたら距離を置いた方がいいと思っている。これは自分の心持ちの話であって、以前は純粋に良かったねと思えていたことに翳りが出てきたらそれは自分の心がダークサイドへ落ち始めている証だ。
「それ私が言ったやつじゃん...」
「これはマウントでは...?」
がいくつも重なってきたので早急に連絡頻度を抑えた。そしてTwitterアカウントも消した。
推しを見ても心が動かなくなるくらい最近の私は疲弊していた。推しのことは大好きだけれど、不思議なぐらい心が向かない。それに加えて友人とのあれこれ。あれだけ大切にしていた環境だったのに、不思議と消す瞬間後悔はなかった。全くないと言えば嘘になるが、指先だけで消すことができる空間が自分の世界の全てになってしまっていたら...そっちの方がよっぽど怖くて虚しいと考えればなんてことなかった。とか言いつつ、またちゃっかり始めてしまうかもしれない。とりあえず今はSNSをお休みして、今までそこに充てていた時間を別の時間にしてみようと思う。
は〜長ったらしく書いてしまった割に中身が何もない。特に7月は暗黒期(厨二)だったけど、今は割と前を向くことができている。と思いたい。
私の価値が分からないようなひとに大事にされても無駄 無駄!無駄!無駄!無駄of無駄!
思考の渦に溺れ、もう十分もがき苦しんだ。
この記事をいつか読み返す時(拷問)、青いな〜と感じながら笑っているだろうか。その時の私はどんな風に生きているだろうか。今が底だと信じたい。
まずは検査の結果が芳しくなかったので病院へ行く。なんなら待ち合い中に書いている。
年を重ねると今まで当然だと思っていたことが当然ではなくなり怖いなと感じることも多いけど、目を背けても良い方向に変わることはない。だったらしっかり向き合ってより良くする為に行動する。
まずは自分自身の体を大切にし、生活を愛することから始めようと思います。
じゃあな、7月!
2021.11.27 【日記】
先日誕生日を迎えた。
おめでとう、わたし。
誕生日は両親に感謝を伝える日だって推しが言ってたけど、私はまだ照れ臭さが勝ってしまうよ。
ヒョンラインあたりの年齢なのでアラサー中のアラサー。プロのアラサーと言っても過言ではない。
最近の悩みは集中力がすっかりなくなってしまったこと。
あんなに好きだった映画もドラマも見なくなってしまったし、本を読み始める気力すら湧かない。
唯一続いていることと言えば、もう何周目か忘れてしまった名探偵コナンを見ること。
私は昔から現実逃避の為に初期のコナンを何周もする、という人に話すとどん引きされる習性がある。
シーズン7ぐらいまでなら内容がだいたい分かってしまう。もはや特技と言っていいかもしれない。
それがどこかで活かせればいいのに...(切実な願い)
取り戻したい、集中力...(切実な願いその2)
話が逸れてしまった。
誕生日当日は会社の同期と後輩が祝ってくれた。一人暮らしでパートナーもいないので、美味しいものを買ってケーキでも食べようと思っていたところお声掛けいただいた。
彼女たちは二人ともスケジュールが空いていることを嫌う子たちだ。一人で過ごそうとしている私に同情してくれたのかもしれない。
仕事の愚痴を言い合ったり最近ハマってることなど他愛のないことを話してお開きになった。誰かと食べるご飯はやっぱり美味しい。
しかし、その会話の中で言われた
「誕生日は一年に一度主人公になれる日なんだから🌟(語尾に星が見えた気がする)」
という言葉がどうしても引っ掛かっている。モヤモヤする。
2週間経った今でも不意に思い出して反芻してしまう。
一年に一度...
主人公...
主人公とはどの世界線のことを言うんだろう。
世界規模で主人公になりたいなんて微塵も思っていないんですが?!
そもそも主人公になりたくないんですが?!
私の世界では常に私が主人公であるというのに。
望んでいようと、なかろうと。
友達であっても
家族であっても
愛してやまない推しですら
私の世界ではきっと脇役
平日でも休日でも特別な日だって過ごし方に正解なんかなくて、一人で過ごすという選択肢があって然るべきな世界になってくれよ
と頭の片隅で思いながら食べた焼肉は、心なしかタレが薄味に感じられた。
かれこれ10年程Twitterでフォローしてる方がいる。
私よりいくつか上の方で、ライターをされている。
その方は自身がオタクで、推し活のあれこれについて発信されていて、あまりにも楽しそうに言われるものだから「私も誰かのオタクになりたい!!」と強く思っていた時期があった。
しかし貧乏学生にお金はない。
ど田舎ではすぐに飛ぶこともできない。
そもそも誰かを応援したい!の“誰か”すら見つけられていない。
そうしたヤキモキした気持ちを抱きながら早く自分で稼げるようになりたいと願う学生時代だった。
その数年後にBTSを好きになった。
今ならとても分かる。
誰かを応援するって楽しい。
もちろん楽しいことだけじゃないし、アイドルの人生を消費していることも心に留めておかなければならないけど、シンプルに推しがいる生活はとても幸せだ。
その方の言葉でたまに思い出すことがある。
「学生時代は人生の夏休みって言うけど、働いて自分で稼いで好きなようにお金使う方がずっと楽しいし、20代より30代の方がもっと楽しい。早くこっちへおいでよ!!!」(ニュアンス)
その言葉がよぎる度、年を重ねることを憂う気持ちが減るような気がしている。
来年もまたそう思えるといいなぁ。
特に抱負とかはないけど、
どうにもならないことを嘆くより、変化を受け入れ時の流れに身を任せられるような器量の大きい人になりたい。なれるように心を鍛えていきたいですね、この一年は。
さて最後に。
PERMISSION TO DANCE ON STAGE LA初日やっぱり配信しま〜すとかない???ギリギリまで待ってるよ〜!!!!!!!(言ってること矛盾してない?でもそれがオタクだから☆)
さようなら、こんにちは
こんばんは。
特に書くこともないんですが、ブログを書きたい気分になったのでなんとなく書き始めました。
とは言っても本当に何を書いたらいいのか分からないので、
「ブログ書きたいっ!」
↓
「何書けばええんや?」
↓
「下書きでも見るか....」
という流れから、一つ下書きを供養します。
2020.08.23にしたためておいた文章です。
こんなにも処理しきれない感情を抱くのは、大人になってから初めてなので、つらつらと書かせていただきます。
大人っていつから大人なんだろう....という疑問は脱線するので一旦置いておきます。
BTSが8月21日にDYNAMITEでカムバックを果たした。
YouTubeの再生回数やトレンド、アメリカラジオ局のホットプレイでの扱いを見ても、まさに「お祭り騒ぎ」といった印象だった。
私自身も今回は特別にドキドキと楽しみでいっぱいで、カムバの日は有給を取って、徐々に公開されるティザーフォトにいちいち大騒ぎして、推しのビジュアルに沸いて眠れない夜を過ごしていた。
そうした日々を過ごすうちに昔のことを思い出した。
小学生から中学生に差し掛かる頃、
ごくせんが爆発的に流行り、中でも「赤西派」と「亀梨派」についてみんな議論していた(同世代あるある)(多分)
私も御多分に洩れずその流行に乗っかっており、幼馴染宅でザ・少年倶楽部を毎週欠かさず見ては「かっこいい~~~😭😭✨」と沸き散らかしていた。
ちなみに赤西君派だったんですが、演者としての彼とアイドルとしての彼を見るうちに、どんどんリアコ沼に浸かっていく自分がいました。(決定打はanego)
顔面ドーンなストラップを買っては満足し、大好きな歌詞を書き出したり...
授業でそれぞれ好きな雑誌を持ち寄り、コラージュ作品を作る機会があった日には、ポ〇ロ先輩を嬉々として持って行った。
またある時はTシャツ制作でプリントする内容に歌詞の一節を引用する、なんてこともした。
買ってもらった雑誌は擦り切れるほど読み込んだから今でも彼らのプロフィールを覚えているし、TMIすら思い出せてしまう。
クラスではアイドルを好きでいることを1mmも隠しておらずオープンオタクとして生きていたので、1年の最後にみんなで書いた色紙の私のものにはほぼKAT-TUN関連のことが書かれていて優越感というか、承認欲求が満たされる感じがした。
しかしそんな生活もあっさり卒業。
元々熱しやすく冷めやすいタイプであることに加えて楽曲が刺さらなくなってしまい、すると今までのはなんだったんだと言わんばかりのスピードでオタク人生が終了した。
それからすぐにバンドにハマりだすわけなんですけれども、その当時は馬鹿みたいにハマっていた少し前の自分が恥ずかしくてたまらなかったことを覚えている。(この時はこの時で“マイナーな曲を知ってる自分“に酔っていた)
でも大人になって振り返った時、あの時ほど心から何かに熱中したことってなかったなということに気づいたんですね。
純粋な”好き“の衝動で、ファンレター書いてみたり、親や友達周りの視線を何も気にせず楽しめていたあの時の、青くて苦くてただ感情に従って突き進んでいたわたしに、もう一度会いたいと思った。
そして、今。こうしてBTSに出会い、カムバックを前にしたときに「この感覚久しぶりだな~」とあの頃のことを思い出す。
姿を見るだけで元気になれて
たまに苦しくなって
彼らに向けられる刃物のような言葉に怒りを感じて
そして、
忙しない日々の中でもただただ幸せで健康でいてほしい。ゆっくり眠れてご飯いっぱい食べて人間らしくいられる日々でありますように、と願う気持ち
そんな思いが芽生えて
静かに、着々と、心の中に根を張り
染み渡るように
気付けば二年半が過ぎた
あの飽きやすいわたしが
愚直なまでに愛を叫んでいたわたし、おかえりなさい
縋れる何かを探して彷徨っていたわたし、
一緒に年を重ねていきたいと思える人たちにやっと出会えたよ
と、ここまでです。
THE☆中途半端
でもこれ以上書き足すのはやめておきます。
あの時の鮮度のままにしておきたいので。
突然書き出したのには理由があるんですが、こんなブログの読者になってくださった方4ヶ月前の通知に今頃気付き大変恐縮です。
有益なことなんて何一つ書けないし、全然更新してないけど、読んでくださりありがとうございます。
その気持ちを伝えたかったです。
最近よく思います。
あの人みたいに文章が書けたら...
あの人みたいな着眼点を持てたら...
あの人みたいに...
いろんな方の文章に触れる度、「あの人みたいに」が自分の中で大きくなって、書くことから遠ざかって、表に出すことを遠慮して、どんどん溜まっていく下書きの数。
恐らくそれは私が「誰か」からの目線を気にしてしまうから。
だからこの場では肩肘張らず、
ゆるく日記感覚で更新していけたらいいなと思います。
それでは✍️🌿
このままならない世界に
年末に二冊、本を購入した。
一冊はすぐに読み切り、もう一冊は「今じゃないな」と大事に取っておいた。
私はいつもあらすじを把握してから買うようにしているのだけど、その本は違った。
タイトルを見た瞬間、読まなければいけないような、義務感を覚えるものだったからだ。
眠れない夜があった。
何を考えても、何を言っても偽善でしかないように思えて。あまりに平和ボケしている私は、その身近にあってもおかしくない問題を、他人事としてしか見ていなかったのだと思う。
何かに縋るように手に取ったのが、先の本、『52ヘルツのクジラたち』だった。
愛を求め愛に裏切られ、絶望の中を生きた貴湖と絶望の中を今まさに生きる少年が出会い、そして彼らを取り巻く様子を描いた愛の物語。
虐待、暴力、誰かのエゴイズムの犠牲になる数々の描写に目を背けたくなる。
それでも2021年一冊目がこの本でよかったと心から思う。
“ひとというのは最初こそ貰う側やけど、いずれは与える側にならないかん。”という村中のお婆さんの言葉がやけに刺さる。
心の浮き沈みはあったとしても、何事もなく生きてこられた私の人生。だけどそれは決して私だけの力ではなく、守って、叱って、赦してくれた存在が周囲にいてくれたおかげであって、それは親だけではなく、友人、学校、地域いろんなところに“眼”があったからこそなのだと思う。
そうして私はたくさんのものを貰ってきた。
だから次は誰かに与える番。
経験も知識も乏しいので私の言葉では説得力は皆無だけど、52ヘルツの周波数で泣くクジラを一人にさせない社会へ、貴湖のように、貴湖と少年を支えた周囲の存在のように、誰かのSOSを取り零さない社会へしていかなければならない。
寄付や情報の共有等、できることはたくさんある。世界中にネットで繋がれる便利な世の中だからこそ、その恩恵を利用して私ができる最善な方法を見つけていく。それが今の私にできることだと思う。
タイトルに惹かれて手に取った本だったけれど、内容・タイミングともに今の私が読まなければいけないものだったなと思うし、それもまた気づかぬうちに52ヘルツの周波数が届いていたのかもしれない。
最後に、「皆さんは愛されるべき存在です」と言うあなた。闇に飲み込まれて、深い悲しみを一人で背負わないでね。あなたが投げかけてくれた問題をみんなで一緒に考えよう。
あなたからのパスを無駄にしないように。
一介のBTSオタクによる2020年お世話になった曲 10選
こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
テテセンイルの余韻にひたひたなお声が聞こえます。かく言う私も謎のブーストがかかり、日付を超えてからこのブログを書き出すなどしております。
ということで、2020年お世話になった曲たちを紹介しようと思います。(自己満です、自己満)
今年は職場も変わって住むところも変わって生活は一変し、新天地は都会のはずなのに巨大駅ですら人が誰もいないという奇妙な現象に出くわし、自分がどこにいるのか感覚が麻痺することもありましたが、変わらないものもありました。
そう、インドアな生活。根っからの出不精なので、全然苦じゃない。むしろ幸。
コロナという免罪符を手にしたわたしは堂々と引きこもりライフを楽しみました。
映画見て、本読んで、バンタン見て(これが6割)、音楽掛けながら作業したりなんかして。で、そこで出会った曲たちの中でも、ついつい再生ボタンをよく押しちゃってたな〜という曲たちを10曲発表します。
私は音楽聴くの大好きですが、技術的な知識は一切持ち合わせておりませんので、「〜な感じ!」とか幼稚な言葉でしかまとめられない人間ですので、悪しからず!
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①THE 1975 Frail State Of Mind
https://open.spotify.com/track/5FbfZj2ZyTSu6RNeJ2Q0bj?si=LTl2jzb4SSaOsdIFAnYNbw
2019年に先行シングルとして発表された作品で、2020年2月に発売されたNotes On A Conditional Formに収録された曲。
終始漂う不安定な揺らぎのようなものに無性に惹かれてよく聴いてました。社交不安について書かれているらしく、元来そういう暗い雰囲気な曲ばかり聴いてた私が好きにならないわけがない。
暗いと言っても、シリアスな場面で明るい曲を流して逆に怖いわとなることありますよね?そんな感じです。多分。知らんけど。嫌じゃない、もっと聴いていたい心地よさがあります。THE 1975めちゃくちゃ聴いたけど、この曲が一番再生回数多いと思う。
②Conan Gray Wish You Were Sober
https://open.spotify.com/track/0kn2gu8Pd03DiYHzRvX2Xk?si=UmHp2g2yRDmuFa92IVDgSw
コナンくんと言えばテテちゃんがインスピレーションを受ける相手としてお名前を挙げられた方。しかしSpotifyソンべにこれ聴いてみいやって言われるまで曲を聴いたことなかったスマソ....(名前はもちろん知ってたよ)
トーンが高くて瑞々しくて、でもどこか抗うようなコナンくんの声に一瞬で引き込まれて、一時期ずっと聴いてました。
“「Wish You Were Sober」は、酔った勢いで自分を好きだと言ってくれる相手に対して喜んでいる自分がいる一方で、それがあくまでもお酒の勢いによるものだという現実も頭の中で理解していることについて歌った曲。”らしいです。
(引用:http://www.mtvjapan.com/news/aiwam7/200323-02)
アンニュイで、どこか哀愁のある彼の声、うぅ〜ライブ行って聴いてみたいな...。早くその日が訪れますように。
どちゃくそTMIだけど、コナンくん私のお友達に超似てるから親近感湧く。(そか)
③yui(FLOWER FLOWER)ミゾベリョウ(odol)
ばらの花 × ネイティブダンサー
https://open.spotify.com/track/48TPAQGjRuGzARTHAaiWkD?si=SKb5f9fcTIOWbirRz_FTpA
「2020年とは....?」って感じですが、なぜこれをよく聴いてたかと言うと「相鉄線が分かるようになったから」です。
「は?」つってね。聞こえてますよ。
この曲自体が相鉄線都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」に起用されていて、公開当時も聴いてたのは聴いてたけど、相鉄線がどんなものか分かる、というか身近に感じられると余計に愛着が湧くようになりました。
名曲と名曲のマッシュアップなんだから、そら名曲よ。Yuiの声って唯一無二なんだな、と改めて思いますね。ミゾベさんとの声のマッチング具合もすごく綺麗で、マッシュアップもどちらの曲も境目が分からないほどに溶け合っていて本当に大好きな曲です。
あと、ムービーも最高に良いです。二階堂ふみ × 染谷将太 × ばらの花 × ネイティブダンサー 嫌いになれるわけがない...。企業の、製作陣の本気を感じます。
④SPECIAL OTHERS TRIANGLE
https://open.spotify.com/track/4VSvi0nXprFWZPqvJznPoL?si=BGd2IjJmR8-z5nk_6cy5TQ
安心と信頼のお兄さん方、スペアザ。
スペアザが作る音楽を好きになって6,7年ほど経ちますが、新しい曲を聴く度にキラキラして聴こえるんですよね。上に貼り付けたスタジオライブのように、曲が始まった途端、モノクロからぱぁっと一気に世界が色付いて見える。
あとは最後の追い込み。
残りわずかな気力を振り絞って走るランナーの気持ちとでも言いましょうか、「あぁもうここが限界....」と思ってからが本番。追い込んで追い込んでハイになっていく感覚が終盤で訪れます。(大袈裟) こんな例えしてあれだけど、全然苦しくないの。流れるように、川と川が合流するように、いろんな音が溢れる中で追い込みがスタートするから、清々しくて終わった後に充実感が残る。トレンドに左右されず、自分たちのやりたいことをずっとやってて、本当にかっこいいです。一生スペアザ兄さんたちの音楽に浸っていたい。
原点回帰で、追い込みの真骨頂Laurentechも最近またよく聴いてます。
あとナムジュンとスペアザ野音に行く夢叶えないと死ねないからね、早く行こうね。(甦りし夢女の人格)
⑤Pink Sweat$, SEVENTEEN(Joshua, DK) 17
https://open.spotify.com/track/5SifNhmUO8iSEoWFQU8kxH?si=FRUsFrO8T_iO2ReQn0UT8Q
う〜〜五臓六腑に染み渡る...。風邪引いた時におかんが作ってくれるお粥ぐらい優しい。
92歳になっても17歳の時と同じように過ごそうねってざっくり歌詞です。以前原曲の方をテテちゃんが紹介していましたね。
フューチャリングで参加してるドギョムは自身の公開プレイリストにPink Sweat$の曲を入れるほどのファンで、それを知っていた私はコラボが決まった時赤飯を炊く勢いでした。してないけど(でしょうね)
勢いだけは一丁前です。
この世界観に浸ってたら本当に秒で終わる。だから何回でも聴いてしまう。サビでじんわり溶け合って、広がっていくようなメロディーが心地いい。
ほんとこれ好きなんですけど、夜眠る前に電気を消して小音で流すと、結婚前夜で気持ちがソワソワして眠れない花嫁気分を味わえます。 https://t.co/19G1bL459X
— kn (@mn_1038) 2020年9月20日
何度も聴きすぎて遂に自分が花嫁であるかのような錯覚まで覚えるようになってしまいました。元気でなにより。
心が解けていくような、優しくて、傍に置いておきたくなるような曲です。
⑥HONNE Good Together
https://open.spotify.com/track/5a3MulSI25BDyBGg1Gsfpz?si=VX5n23GoQ5SmHPaOw0iqaw
2016年の曲....何で今なんだろう....自分でも分かりまセンター...。でもどうしても入れたかった、というより入れる他なくて、今年はこの曲に助けられたなぁという感覚があります。
コーラスがゴスペルっぽくて、重厚感と軽快さの絶妙なバランスの上に「君と僕がいれば最高だから」の歌詞が乗ってくるところが大好きです。あとやっぱりバンドにピアノが入るの、すごく好きです。
プレイリストの一番上にあって、いつでもすぐに取り出せるように、処方箋のような存在の曲です。HONNEは今年の新譜no song without youもめちゃめちゃ良かった。
⑦SEVENTEEN snap shoot
とにかくこれを見てくれの気持ち。
snap shoot(以後、スナシュ)は2019年発売曲ですが、彗星の如く2020年に登場したMV。監督はまさかの、キム・ミンギュ!!!(メンバー)
いや〜好き!!!!!!!!!!!申し訳ないけど、これしか言えない。まじ見て。
曲だけでも本当に好きな曲なんです。多幸感に溢れてて、そしてこれもコーラスがゴスペル調.....まぁ好みが分かりやすい人間ですわ。
SEVENTEENは人数が多い分、隊列移動が凄まじく、いつも「ほわ〜すげ〜....」とアホづらで見ちゃいますが、スナシュではそれをそうと感じさせない軽妙さがあって、メンバーも楽しそうに踊ってるのが最高にキュートです。
このMVはメンバーがメンバーを撮っているので、メンバーしか撮り得ない表情をしているし、キメキメのポーズでもどこか柔らかさがあってその柔和な表情を見ていると、一生幸せでいてくれと願わずにはいられません。
この曲がある限り、SEVENTEENのことを忘れる日はないだろうなと思います。
⑧IZ*ONE FIESTA
音がぽろぽろ溢れてくるような曲。あっちからも音、こっちからも音、音、音、音。
水を含んだスポンジを指でゆっくり押すと、水が溢れてくるような感覚。
カムバの日に初めてMVを見た時はひっくり返るほどの衝撃でした。一瞬たりとも目が離せない、耳に隙を与えない、完膚なきまでにやられました。
活動休止から復帰後一作目。裏で操る大人たちによって彼女たちは背負わなくていい余計な運命を、試練を課されることになったわけですが、それらを吹き飛ばすほどの圧巻のパフォーマンス。彼女たちの決めた覚悟が見えた気がしました。最新作のPanoramaも最高にいいんだけど、やっぱりこの点においてFIESTAが彼女たちのターニングポイントになったのは間違いないと思うので、ここで選ばせていただきました。(何の名誉にもならなくてほんとごめんね)
⑨IU × SUGA eight
この曲を選ばずして2020年を終えられようか、いや終えられん!!!!!!!!
93年生まれの最強タッグ、2人はプリキュアって言われても「なるほど」と納得してしまうまである。
IUからオファーをしたらしいんですが、2人の制作現場見たい〜〜!(オタクの抑えられない衝動)
ミンプロデューサー、天才すぎて困る。
IUちゃん、美声すぎて困る。
センシティブな歌詞に繊細で美しく響き渡るIUの声と低音でゴツゴツしててちょっと荒っぽいSUGAのRAP、ぴったりすぎて死ぬほど困る。困らせてくれてありがとう。
この曲が爆誕した事実、そしてリリースのタイミングで聴けたこと、きっとARMYじゃなくても好きになっただろうけど、ARMYじゃなければそもそも聴くこともなかっただろうなと思うので、この曲に出会えてよかったと心から思います。
「永遠という言葉は砂の城」永遠という概念を脆くて、触れると崩れてしまうような有形のものに例えたミンユンギの感性が好きです。手にしたくても出来なかったもの、留めておくことが出来ずにこぼれ落ちたもの、そのどれもが確かに経験してきたことで、そこに彼らの感性を纏った言葉たち、思いの欠片たちが曲いっぱいに広がってると思うと胸が苦しくなります。だけどForever youngと歌う姿は、清々しいほどの青空の下で大手を広げて歌っているような爽快な風景が思い出されます。年末の歌謡祭でコラボステージがどうしても見たかったので脳内補完しておきました...。ハハ
ハァ〜良い曲。
⑩BTS A Supplementary Story : You Never Walk Alone
https://open.spotify.com/track/7sese9JnyjwwgscEp2aGP2?si=K_jxBXE0S-WRN9X3XoiHyg
聞こえます聞こえます、「Dynamiteじゃないんかい」とね。私もそう思います。
DynamiteはSpotifyの年間ランキングで(私個人の)、1位だったので殿堂入りですおめでとう。
この曲、今年めちゃくちゃ聴きました。
あまり陽の目を浴びることのない曲ですが、アルバム『You Never Walk Alone』のラストの曲にしてアルバム名と同名の、とにかく名曲です。
心臓の鼓動のような音から始まり、2分36秒の短い尺の中でボーカルとラップの乱れ打ちで、とにかく体感としては一瞬で過ぎる。気を抜くと終わってる。だから何度でも聴きたくなる。
あとはメッセージ性の強さ。叙情的な歌詞や文章が好きなんですが、我慢ばかり強いられるのにどんどん事態が悪化していくこの世の中で、私にとっては分かりやすく直球で伝わるこの歌詞が救いだったように感じます。
好きな人が幸せでいてくれたらいい、そうは思っても陰に覆われたこの世界でそれを会って確かめる術はなくて。同じ歩幅で歩けているのか、今どこにいるのか、手探りで進むしかない状況で、You never walk aloneと歌いかけられることがどれだけのパワーになるだろう。そしてこちらの心配も見透かすように、I never walk aloneと言ってくれる限りない優しさに、この人たちを好きになって本当に良かったと思います。特別な曲です。
あとは推しのジミンさんの声を余すことなく堪能できる点が最高です。バックコーラス(と言っていいか分からないけど)の強めな伸びのある声が、メッセージの純度の高さを強調している気がします。ライブで聴いてみたい曲です。
さらっと書くつもりが、だらだらと長文を書いてしまいました。敬体と常体ごちゃ混ぜで読みにくいですね、ごめんなさい。深夜のテンションなので許してください。読み返してみても誰得なんだろうの念が拭えないねぇ...まぁええか。
他にもまだまだ好きな曲はたくさんあるけど、一年間寄り添ってくれてありがとうに溢れた曲たちを10曲選びました。
知らない音楽を知ることってやっぱり尊いことだし、好きな音楽を見つけただけでその日一日が充実したものになるという感覚を久しぶりに味わえて、流石にNO MUSIC, NO LIFEをひしひしと実感しました。
2020年も大変お世話になりました。2019年は一人で楽しむ寂しいオタライフでしたが、今年はフォロワーさんと交流できてめちゃくちゃ楽しかったです。出会いもあり別れもあり、人と関わるってこういうことなんだなと2ピー歳、改めて学ぶ機会となりました。
バンタンもアミも、みんな健やかに逞しく、慎ましやかにお互いのことを思いながら、暗い暗いトンネルに差す光を探していけたらいいなと思います。
2021年も宜しくお願い致します。
ただ、ありがとうを伝えたいだけの話
ジミンさんお誕生日おめでとうございます。
愛の化身ことハートの妖精こと、パクジミン
あなたの存在を知ってから、1013という数字が紅く鮮やかな光を放っているように見えるんです。今までは何でもないはずだった日が自分の誕生日以上にドキドキして特別な日となりました。
10月10日、11日はMAP OF THE SOUL ON;Eが開催されました。コンサートは最高でした。オンラインという点を逆手にとったカメラワーク、ステージ構成、映像技術、そして久しぶりのライブに気合が透けて見えそうなほどのメンバーの熱いパフォーマンス、どれをとっても最高だったなと改めて思います。
二日間を通して一番印象に残っていることと言えば、やはり私にとってはジミンさんの悔し泣きの場面です。現状に涙するあなたを見て、胸が締め付けられる思いでした。私にとってのBTSは日々の彩のような、癒しと言える存在です。でもBTSにとってはステージこそが生業です。癒しはなくてもまぁなんとか渋々生きていけますが、生業はそれこそが成立しなければ生きていくことはできません。ステージで身を焦がすジミンさんにとってはそれ以上のものかもしれません。行動を規制され4月から開催される予定だったツアーは全面中止となり、今まで準備してきた全てが無意味と化し、憂うことも嘆くことも怒りを向ける矛先がない日々を、どれだけ苦しい夜を乗り越えてきたのでしょうか。私が想像する何倍も、何十倍も辛かったことだろうと思います。
でも少しだけ嬉しかったことも事実です。世界的なパンデミックのもとでは、その打撃をもろに受けた方がたくさんいらっしゃいます。そういった報道を日々目の当たりにすることで、無意識裡に「自分だけが辛いんじゃない、もっと辛い人はいっぱいいる」と心の中で感情を押し殺して、我慢することを覚えていました。だけどね、ジミンさん。土曜日の公演ラストの曲を歌う前のメントで、零れ落ちる涙をとどめるようにおでこをかく姿、ヒョンたちの「泣いていいよ」の声に堰を切ったように涙を流す姿、「どうして僕がこんな思いをしなきゃいけないのか」とアミの前で素直な気持ちを吐き出した言葉に、自分自身を重ねて、そういう抑圧から解放された人が何人もいたのではないでしょうか。少なくとも私はそうだったよ。
そういった感情むき出しのメントと同じぐらい、あなたのパフォーマンスは観る人の心を掴んで離さない。ミステリアスで妖艶な舞、しなやかで伸びのある高音、怖いぐらいあなたで頭がいっぱいになって、不思議と明日からを生きていく元気もまたもらえるんです。些細な感情の機微も隠さずに剥き出しのままステージでぽつりぽつりと話す姿はどこか危なっかしくて放っておけなくて、でも一度曲が掛かるとそれまでのものすべて計算の内だったのではないかと疑ってしまうほどの強かさも持ち合わせていると思っています。無敵ですね。
でも私はただIN THE SOOPで見せた姿のように、メンバーに囲まれながらいっぱいご飯食べて、夜遅くに寝て、昼過ぎに起きて、どこも痛いところがなく(酔っぱらってケガしてたけど)、何の心配事もなく過ごしてほしいなと思ってしまいます。もしくは昨年の長期休暇で間髪入れずに世界中を飛び回っていましたが、そんな風に行きたいところに行って風の又三郎のような生活をしてもいいんじゃないかとも思ってしまいます。
でも、きっとあなたの心を癒すのは舞台に立つことなんでしょうね。まぁそうなると私も強欲モンスターなので見ていたいですよ、あなたを。あなたが踊り狂って、視線で人をころして、色気で世界を抱いて、割れんばかりの声援に心酔しているところを。だって私はパフォーマンスするあなたに目を奪われてしまったのだから。
だけど、願わずにはいられないのです。あなたが眠りにつくとき、どうか不安も寂しさも後悔もなく、ただ幸せだと思う感情だけ胸に落として、夢の入る余地なんて1ミリもない深いところでゆっくり眠れますように、と。
さて、金木犀の花言葉をご存じでしょうか。“謙虚”“謙遜”“気高い人”などがあるそうです。私も初めて知りました。秋生まれのジミンさんにぴったりではありませんか?実家の庭に大きな金木犀の木があります。私が生まれるよりずっと前からいらっしゃる大先輩です。台風がきて他の木々がなぎ倒されても、大先輩だけはびくともしなくて(ちょっと盛った)、芯が通っていて脈々と大地に根を張る大きな木なんです。時期になると秋の到来を知らせるようにふんわりと甘い香りが鼻いっぱいにくすぐるんです。
金木犀の花言葉はそうした性質によるところが大きいみたいなんです。何が言いたいかと言うと、ジミンさんは金木犀の木のような方だと思うんです。華奢な体格からは想像できないほどのパワフルなフィジカル、少しのミスも許さず完璧を追求する姿、10日間絶食するほどのストイックさ。ステージで見せるパフォーマンスからは甘い誘惑の香りがするようなのに、それを作り上げる芯の図太さ。金木犀にぴったりだなと思いました。
昨年のSYS静岡でthe truth untoldを歌う時にちょっとしたハプニングがありました。誰がどうだったと言うつもりはありません。「推し、かっけ~~!!!!!!!!!!!」と私がなっただけでそれ以上は何もありません。私は会場にもライビュに行けませんでしたが、流れてくるレポを読むたびに、熱いものが込み上げてきたことを今でもよく覚えています。
どんな状況でも手を抜くことを知らない、ある意味頑固一徹ともとれるほど完璧を追い求める姿はあまりにも眩しいです。
私は頑張ることが苦手で、頑張る“フリ”が得意です。なんやかんやでその場を乗り切って、なんやかんやそれなりの道を歩いてきました。今だってそう、推しの誕生日0時ぴったりに投稿できないような人間です。
昨年のジミンさんのセンイルの数日前に資格試験を受けたんです。一応、国家資格に当たるようなやつ。あなたに出会って、あなたのようにストイックになりたくて、でも頑張り続けることは難しくて、いつもの悪い癖もちょこちょこ顔出したりなんかして、それでもできる範囲で働きながら必死にやりました。
でね、昨年は結果が出てなかったから言えなかったけど、合格してました。絶対に届くことはないんだけど、頑張る目標になってくれてありがとうございましたと伝えたかったんです。
支離滅裂の散文で何が言いたいのか自分自身分からなくなってしまったけど、最後に、あなたの存在に救われて、あなたに会えることを糧にして日々を生きている人間が世界の片隅に、ここにいます。あなたのことが大好きな人たちと、あなたが一際輝くステージで、愛を、文字だけではなく、言葉にして叫ばせてください。全力で生きるから、未来で待っててください。そして同じ時を過ごせる時がきたら、笑顔で迎えられますように。
大好きです。
海の碧、君の青
私は海洋恐怖症だ。
海洋恐怖症とは大量の水の中にいること、海の広大な空、海の波、陸からの距離に対する恐怖が含まれる。(Wikipediaより引用)
保育園生の頃、なつの図鑑を読んでいたら突然現れた海洋生物の図に鳥肌がたった。
しかも太古の時代、深海で生きる恐竜の図まで描かれておりびびり倒した。
淡い海の色が深海にいくにつれてどんどん深い濃紺になっていく様が、どこか暗闇に引きずりこまれるような、閉じ込められるような、なんとも言えない恐怖を感じて、今も海を見るとざわざわする。
なぜ海洋について話したのか。それは私がキムテヒョンに対して最初に抱いた印象と似ているからだ。
テテペンさんには聞き苦しい話かもしれないが、正直最初は苦手だった。
彼の持つ三白眼が、ミステリアスで人を狂わせてしまうような佇まいが、広大で底なしの海を想起させたのかもしれない。
彼の印象が変わったのは、2019年に開催されたFANMEETING BTS 5TH MASTER "MAGIC SHOP"からだった。あれから一年経とうとするいま、思い出したかのように書いている。
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私はナムジュンのメントを聞くのをいつも楽しみにしている。
彼の紡ぐ言葉は自分と向き合い、もがいて、勉強して、自分なりの解釈を見つけて、やっとアウトプットしているような、そんな思いが伝わってくるようで好きだ。
ソウルで行われたペンミで、彼は
「実は今日ぼくは、ちょっと悲しかったんです。元気がなくて、なんとなくそういう日もあるじゃないですか。でもそんな気分で出てきたらダメじゃないですか。それでどうしようかと思っていたんですが、さっきテヒョンと、HOME出てくる前に話したじゃないですか。「もし今日が人生で最後の日だったらどうしますか。」って言ってたじゃないですか。でもその言葉を聞いて、それもありだなって思ったんです。そう思ったら急に気分がよくなったんです。それですべて忘れて皆さんと今日すごく楽しくて、それ以上考えずに、すごく楽しく最後を楽しく飾れる魔法を、みなさんが僕にかけてくださったので、僕は本当にこの瞬間だけで十分だと思います。」と続く。(VLIVE 映像翻訳より抜粋)
VLIVEのライブ配信を見ていて、このメントにはっとした。
ナムジュンが悩んでいることに気づいて、会話の中にすっとこの言葉を織り交ぜるって、なんだか処方箋みたいで、テテってこういう人なんだなぁと感じた。
四次元なんかじゃない、人の痛みの分かる優しい人。
この一言ですべて分かった気になんてなっていないけど、ほんの少し片鱗ぐらい見えたんじゃないかな。ナムジュンにそうだったように、これを聞いた私にも、優しく刺さる棘みたいにずっと抜けなくて、心が折れそうな時の支えにしている。
テテの頭の中には、どんな宇宙が広がっているんだろう。
誰かの心が枯渇してしまいそうな時は、水を与えて、光を与えて、言葉をくれることを厭わない人。
直観で好きだと思ったものを、それがたとえ石ころでも、磨いてつやつやにして宝物箱に入れているみたいな、それを欲しいと言う人が現れれば「どうぞ」と渡してしまうような、そんな人に今は思える。
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2020年6月13日をもって2週間に渡る7年目のFESTAが終了した。
방탄생파内で、テテは「みんなの子どもがみたい」と前後の文脈ガン無視で言い放った。慌てながらも、メンバーは「言いたいのはこういうことだよね?」とフォローしていた。みんな対応に隙がなく、慣れていた。
テテのユニバースをうざったく思う人も否定する人もいない。だから防弾少年団好きだなと思うし、テテの突飛な発想に翻弄されるARMYで居続けたいなと思う。
最後に、7周年おめでとうございます。
ありきたりな言葉でしかないけど、あなたたちに出会えて本当に良かったです。一生続けてほしいだなんて、その言葉が鎖となって、重荷になってしまうことが怖いから届かないこの場所でしか言わないけど、いまだけは永遠を信じさせてほしいです。Young Forever.